指導方針

  1. HOME >
  2. 指導方針
チーム指導の基本となるものは、野球を通じての人間形成、礼儀を重んじ何事にも自ら進んで物事に取り組む子供たちを育成することであり、私たちはそれをモットーに指導を行っております。

第一に、子供たちの育成が大前提であり重要な課題であります。

スポーツ競技には必ずその結果が伴います。
仮に、勝敗が重要な要素となった時、勝つためにはこうしないといけない、こうあるべきという限定から入った場合、それができない選手は『ダメ』ということになります。
果たしてそれが正しい選択なのだろうかという疑問が残ります。
勝ち負けだけではなく、そこに行くまでの取り組みに最善を尽くすこと、努力したことが成功であると私たちは考えています。

また、野球の練習というのは長くて無駄が多いものです。同じメニューでも『やらされている』練習と『積極的に関わっていく』練習では体の動き、あるいは効果に明らかな違いが生じてくるものです。
いかに『自発的に行動を起こすか』が選手にとって重要なことであり、いかに『動機付けするか』が指導する側の課題であると思います。
何よりも父母や学校、友人、あるいは監督、コーチのために野球をやっているわけではなく子供たち自身のためにやっているはずです。
やったことの責任は子供たちに返ってきます。誰にも責任転嫁はできません。
好きな野球を楽しみ、野球をやれている環境を実感しそのことに感謝し前向きに取り組んで欲しいと思います。

勿論、学生として勉学に励むことは今更言うまでもありません。時間を有効に活用できる事もよい選手の条件の一つとなります。

最後に、在団生・卒団生の今後の活躍を楽しみに、指導部一同、精一杯応援していきたいと思います。